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2019.8.29
2023.8.18
皆さんは「エタニティリング」とはどういうものかご存知でしょうか?
派手過ぎず、でもしっかりと華やかさがあり、どんなシーンにも合わせられるエタニティリングは、ファッションリングとしても、またブライダルリングとしても、おすすめのリングの一つです。
エタニティリングとは、リングの全周にすき間なく宝石を施したもの。
途切れることなく宝石が施されていることからEternity(永遠)ringと呼ばれ、永遠に変わらない愛を込め、結婚記念日などに夫から妻へ贈られるアニバーサリーリングとしても人気です。近年、日常使いできる婚約指輪、華やかで重ねづけしやすい結婚指輪としての需要も高まってきています。
エタニティリングにはフルエタニティとハーフエタニティの2つがあります。
フルエタニティリングは先ほど説明した通り、リングの全周に宝石が留めてあります。エタニティリングというと、一般的にはフルエタニティリングを指すことが多いです。
フルエタニティリングの魅力は、どの角度から見ても宝石がキラキラと輝いていることです。多くのリングは手の平側に装飾はなく、シンプルなデザインとなっていますが、フルエタニティリングは自分しか見えない内側の部分もゴージャスです。
また、「永遠」という意味を大切にしたいという方にとってもフルエタニティリングは人気です。
ハーフエタニティの場合は、リングの半周程度宝石が施されています。半周とは言え、手の甲側から見れば、フルエタニティに劣らない豪華さがあります。
それでいて、何かを持ったりする際に宝石があたることがないので、日常使いしやすく、毎日のように身につけるリングとしてもぴったりのデザインと言えます。
婚約指輪や結婚指輪としても人気なフルエタニティリングは、基本的にサイズ直しが不可とされています。ダイヤモンドなど宝石がリングのまわりを一周しているので、加工するスペースがないためです。
あとからのサイズ直しを考慮するなら、石が半周ついているハーフエタニティリングを選ぶのも一案です。
エタニティリングは、石の留め方やシェイプによっても印象が大きく異なります。
動きが少ない薬指や小指につけるなら、一つの爪で両サイドの宝石留める「共有爪留め」は地金の見える面積が最も少なく、繊細でゴージャスな印象に。「4爪留め」は、その名の通り4本の爪で宝石をしっかりと留めます。さらにリングの上下をレールのような地金で挟み込むように宝石を留める「レール留め」は、見た目にスッキリとした印象で強度も高くなります。
また宝石のシェイプも、基本のラウンドブリリアント・カットや、スクエアなバケットカットなど、カッティングによってもリングの印象は大きく異なります。
細いタイプから存在感のあるものまで、様々なバリエーションがあるので、毎日カジュアルに着けたい、他のリングと重ね付けしたいなど、お好みやライフスタイルに合わせて考えると良いのではないでしょうか。
宝石の美しさが際立つエタニティリング。途切れることなく宝石が施されていることから「永遠」という素敵な意味が込められています。
よりきらびやかなフルエタニティリングは婚約指輪としてパートナーに贈り、普段使いしやすいハーフエタニティリングは結婚指輪として夫婦で身につけても良いですね。
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