プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関による情報サイト
2021.11.4
2025.1.16
太陽のような黄金色の輝きで、古くから幸運や金運の象徴として人々に愛されてきたシトリン。
クォーツの一種でもあるこの宝石の魅力は、その美しさだけではなく、秘められたたくさんのパワーや意味にもあります。今回は、そんなシトリンの持つ石言葉やそのパワーを、その特徴とともにご紹介していきます。
黄金の煌めきで、古代ギリシャ時代から親しまれるシトリン。
まずは、そんなシトリンが持つ特徴を見ていきましょう。
シトリンは、冒頭でもご紹介したようにクォーツ(水晶)の一種です。
クォーツには無色透明のクリスタルや淡いピンク色のローズクォーツ、透明感のあるブラウンカラーが魅力的なスモーキークォーツなど、石の持つ成分によって様々なカラーがありますが、中でも、淡い黄色~柔らかなオレンジに発色したクォーツを「シトリン」と呼びます。
主な産地としては、ブラジルやボリビア、スペイン、マダガスカルなどの南米が挙げられます。
特に有名なのは、ブラジルのバイア州やリオ・グランデドスル州。
天然のシトリンや、希少価値が高いシトリンが発掘されるのはブラジルや国境が近いボリビアが多く、日本で販売されているシトリンの多くもブラジル産になっています。
シトリンには、カラーの違いなどにより異なる種類や呼び方が存在します。
ここでは、そんなシトリンの種類をご紹介します。
実はシトリンはアメシストから生まれた水晶です。
美しい紫色が特徴の水晶の一種であるアメシストが、マグマによって加熱されたり、放射線が加わることで黄色く変化するとシトリンになります。
そのため、天然のシトリンはとても希少。現在市場に流通しているシトリンのほとんどは、人工的に加熱処理をされたものになります。
ショッピングサイトなどでシトリンを探していると見かけることがあるのが、「シトリントパーズ」という名前。
実は「シトリントパーズ」という名前の石はなく、こちらもシトリンのことを指します。
シトリンには、人気があったものの産出量が少なく高価だったトパーズの代用品として使われていた歴史があり、それらをその他のトパーズと区別するために生まれた名称だと言われています。
同じ11月の誕生石でカラーも同じ黄色の石ですが、トパーズは水晶ではなく、シトリンとは全く別の鉱物になるので注意してくださいね。
アメトリンとは、シトリンとアメシストが同じ水晶内に混在した鉱物のことを指します。
反対色でもある黄色と紫が溶け合うバイカラーの水晶は、とってもミステリアス。天然のものは、ボリビアにあるアナイ鉱山でのみ採れる希少な種類です。
他にも、クォーツとの白×黄のバイカラーや、スモーキークォーツとの黒×黄のバイカラーシトリンがあります。
ブラウンよりの深いオレンジや、赤みのあるこっくりとしたオレンジ色のシトリンがマデイラシトリンです。
ポルトガル領に属するマデイラ島で作られ、「絶世の美酒」といわれるマデイラワインに似た色から、その名前がつけられたと言われています。
絶妙な色合いからシトリンの中でも特に人気で、価値も高くなっています。
シトリンはその黄色から、フランス語でレモンを意味する「シトロン(citron)」を由来としてその名が付けられたとされています。
和名ではそのまま「黄水晶」とも呼ばれていますね。
シトリンをはじめクォーツは、何千年も前から装飾品に使用されていた、歴史の深い石です。シトリンもヘレニズム時代、紀元前4世紀~1世紀ごろの古代ギリシャから宝飾品を彩る宝石として愛されていたと言われています。
古代では、体内の毒素を取り除いたり、病など邪悪なものを追い払うと信じられており、お守りとしても用いられていたとされていますね。
ジュエリーとして注目を集めるようになったのは、今から約180年前のイギリス・ヴィクトリア朝時代。
スコットランドを第二の故郷として愛したヴィクトリア女王の影響で、カラフルな半貴石を使ったスコティッシュジュエリーが大流行しました。そのジュエリーに多く使われていたのがシトリンです。
アメシストやアゲートとともに、繊細な彫金のブローチやバングルを彩りました。
「シトリントパーズ」と呼ばれるように、昔はトパーズに似ていることから希少だったトパーズの代用品とされていましたが、近代ではシトリンそのものの美しさが認められ、1920年代、フランスの高級ブランド「カルティエ」がインドのマハラジャの式典用ネックレスとして制作したゴージャスなダイヤモンドネックレスにも、中央部にアクセントとして用いられたシトリンがその存在感を放っています。
現在も、誕生石ジュエリーやカラーストーンジュエリーとして、海外の高級ジュエラーでもシトリンを使ったジュエリーが多く販売されていますね。
そんなシトリンの石言葉は、「富」「繁栄」「幸運」「成功」「希望」など。
そのカラーから太陽の象徴や富・金運の象徴として信じられてきたシトリンのエネルギーを感じさせる、ポジティブな石言葉を持っていますね。
商売繁盛など財運を高めてくれる石としてはもちろん、人間関係を円滑にしてくれる友情や社会性といった意味も込められており、商売や事業を始めようと考えている人、また新たな生活の門出にもぴったりの宝石です。
その石言葉からも分かるように、金貨のような黄金色がお金に関する運気を高めてくれる「幸運の石」とも呼ばれるシトリン。
その太陽のエネルギーは、気持ちを明るく前向きにしてくれるパワーも持っているとされています。
また、金運だけでなく、恋を引き寄せる力があるとも言われています。
持ち主の明るい魅力を引き出すシトリンによってコミュニケーションが円滑になり、良い縁に巡り合えるとされているのですね。
自信がなくコミュニケーションが苦手、一歩踏み出せない……という方も、シトリンのパワーを借りてみてはいかがでしょうか。
月ごとに定められ、生まれ月の宝石を身に着けると幸運をもたらすなどとも言われる誕生石。
シトリンは、11月の誕生石としても知られています。
誕生石一覧はこちら
また、11月のもうひとつの誕生石として、「友情」「希望」「誠実」などの石言葉を持つ、そのカラーバリエーションが魅力の宝石、トパーズが挙げられています。
様々な色を持つトパーズですが、和名では「黄玉」とも呼ばれるように、シトリンのように澄んだイエローカラーが特に親しまれていますね。
トパーズについて詳しく見る
結婚記念日には、その年ごとのアニバーサリーストーンがあてられています。
シトリンも結婚5年目、日本では木が成長し、根を張るように夫婦の結びつきがさらに強くなることを祝う「木婚式」と呼ばれる記念日のアニバーサリーストーンとされていますね。
結婚5年を迎えるご夫婦の記念の贈りものに、シトリンを用いたジュエリーはいかがでしょうか。
シトリンは水に強い性質を持っており、比較的お手入れがしやすい宝石です。透明感を保つため、外した後はやわらかな布で拭くなどしてこまめに簡単なお手入れをしましょう。
皮脂汚れなどでくすんでしまった場合は、ぬるま湯に中性洗剤を溶かしたものでやさしく洗うのもおすすめです。洗剤は水でしっかりとすすいで、乾いた布で丁寧に水気をふき取ってくださいね。
モース硬度は7と比較的高めですが、ダイヤモンドやルビーなど、さらに硬度の高い宝石と触れると傷がついてしまう恐れもありますので、保管には注意しましょう。
また、太陽のエネルギーを持つと言われるシトリンですが、実際の太陽光に弱いため注意が必要です。急激な温度変化にも弱いため、直射日光の当たる場所や温度変化の激しい場所には保管しないようにしてくださいね。
シトリンの持つ明るいイエローカラーの輝きは、ジュエリーでもその魅力を存分に味わうことができます。
シンプルなコーディネートのアクセントになることはもちろん、シトリンのイヤリングやネックレスなどを身につければ、お顔周りをぱっと華やかに明るく見せてくれるでしょう。
11月生まれの方への誕生日のお祝いや、事業を始める方への成功を願ったお祝いなど、プレゼントにももちろんおすすめです。
また、「幸運の石」とされ、太陽のエネルギーを持つとされるシトリンは、ご自身のお守りとしても。
前向きな気持ちになりたいとき、自信を持って明るいコミュニケーションで人間関係を円滑にしたい時など、寄り添ってくれるお守りとしてシトリンのジュエリーを身に着けるのも良いですね。
そんなシトリンジュエリーの美しさをより引き立たせてくれるのが、プラチナとの組み合わせです。
プラチナの持つ純粋な白色が、シトリンの持つ黄金色をさらに輝かせてくれるでしょう。
プラチナは化学的にも安定した性質を持っており、変質・変色しにくいため、長く身に着けていたいお守りのようなジュエリーにはぴったりですね。
実はシトリンはアメシストから生まれた水晶です。美しい紫色が特徴のアメシストが、マグマによって加熱されたり、放射線が加わることで黄色く変化するとシトリンになります。
そのため天然のシトリンはとても希少。現在市場に流通しているシトリンのほとんどは、人工的に加熱処理をされたものになります。
ショッピングサイトでシトリンを探していると、「シトリントパーズ」という名前を見かけますが、そういった名前の石はなく、こちらもシトリンのことを差します。
色の濃いシトリンを当時人気だったトパーズと称して販売していた歴史があり、その他のトパーズと区別するために生まれた名称と言われています。
同じ11月の誕生石で同じ黄色の石ですが、トパーズは水晶ではなく、シトリンとは全く別の鉱物になるので注意してくださいね。
アメトリンとは、シトリンとアメシストが同じ水晶内に混在した鉱物のこと。反対色でもある黄色と紫が溶け合う、バイカラーの水晶はとってもミステリアス。天然のものはボリビアにあるアナイ鉱山でのみ採れる希少な種類です。他にも、クォーツとの白×黄のバイカラーや、スモーキークォーツとの黒×黄のバイカラーシトリンがあります。
ブラウンよりの深いオレンジや、赤みのあるこっくりとしたオレンジ色のシトリンがマデイラシトリンです。ポルトガル領に属するマデイラ島で作られ「絶世の美酒」といわれるマデイラワインに似た色から、その名前がつけられたと言われています。絶妙な色合いからシトリンの中でも特に人気で、価値も高くなっています。
太陽のようなやわらかくもパワーのあるイエローの輝きを持ったシトリン。
様々な石言葉とエネルギーを持つシトリンは、うれしい金運アップだけでなく、毎日を明るく過ごせるような自信や勇気をくれるあたたかな宝石です。
お気に入りのジュエリーと出会えたら一生大切にしていきたい宝石だからこそ、変質・変色の心配がなく、生涯を共にできるプラチナとの組み合わせがおすすめ。
シトリンをあしらったプラチナ・ジュエリーを、毎日をより明るく過ごすためのお守りに身に着けてみてはいかがでしょうか。
最近更新された記事