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2020.11.13
2025.2.13
愛らしいピンク色が女性を虜にするピンクサファイア。恋愛のお守りとして人気が高く、最近では婚約指輪や結婚指輪にもメインストーンとして取り入れられるほど価値が高まっています。
今回は、気品あふれるプラチナとも相性抜群なピンクサファイアの特徴や歴史、またその意味まで、魅力を余すところなくご紹介します。
それではまず、そもそもピンクサファイアとはどんな宝石なのか、その特徴などを見ていきましょう。
ピンクサファイアはその名の通り、上品なピンク色が特徴の宝石です。
ピンクダイヤモンドやピンクトルマリンとは違う、紫がかった深みのあるピンク色で、甘すぎず年齢を問わず身に着けられると人気です。
サファイアというとブルーのサファイアをイメージする人が多いと思いますが、ブルーサファイアもピンクサファイアも同じ「コランダム」という鉱物からできています。
「コランダム」という鉱物はもともと無色透明。結晶の中に含まれる鉄やチタン、マグネシウムなどの元素によって色が変わり、赤色のものを「ルビー」、それ以外のものを「サファイア」と呼びます。
ピンクサファイアの代表的な産地は、世界有数の宝石産出国と言われているスリランカや、アフリカ、ミャンマーなどです。他にも、ベトナム、マダガスカル、タンザニア産があります。
それぞれの産地によって色や内包物にも個性があるのが特徴で、紫色がかった上品な「パープリッシュピンク」が多い地域もあれば、透明感のあるやわらかな「ピュアピンク」のピンクサファイアが採れる地域もあります。
流通しているものはより美しい色を引き出し、透明度を高めるために加熱処理がなされていることが多く、非加熱でも宝石として価値を持つ美しい色のピンクサファイアは希少だと言われていますね。
前述したように、コランダムの中でも赤いルビー以外はすべて「サファイア」として扱われます。
赤以外のすべてのカラーがサファイアとされるため、ピンクサファイア以外にも様々な種類が存在します。
まず、一般に「サファイア」と呼ばれるのがこの青色のブルーサファイアですね。
チタンと鉄を含んでおり、その含有量などによって鮮やかなブルーから深い紺色のようなブルーまで、幅広い青色が存在します。
ピンクサファイアなど、ブルーサファイア以外のサファイアはすべて「ファンシーサファイア」と呼ばれます。
グリーン、イエロー、オレンジ、パープル、ブラック、ブラウンなど様々なカラーがありますが、カラーの判断には特に基準はなく、ある程度の見た目で決められます。そのため、それぞれのサファイアの中でも幅広いカラーがあります。
中でも、オレンジが濃い「サンセットオレンジ」やゴールドに近いイエローカラーの「ゴールデンサファイア」、オレンジがかったピンク色が美しい「パパラチアサファイア」など、特別に名前が付けられ、高い価値を持つものもいくつかありますね。
ブルーサファイアやファンシーサファイアの中でも、日光の下と白熱灯の下で異なる色に見えるなど、光源によって色合いが変化して見えるものを「カラーチェンジサファイア」と呼ぶこともあります。
ブルーからパープルへと変化するものが多く見られますが、中にはブルーグリーンからレッド系のカラーに変わるものなどもあり、よりはっきりとカラーチェンジするものは価値が高いとされています。
では、ピンクサファイアとルビーの違いはなんでしょうか?
実は明確な境界線はなく、主要な色がピンクなのか赤なのか見た目で判断されているのだと言われています。
ピンクになるか赤になるかは、コランダムの中にふくまれる不純物の種類によるもの。
コランダムに赤色のもとになるクロムが含まれているものがルビー、ルビーよりもクロムの含有量が少なく、さらにチタンが含まれているものがピンクサファイアに分類されるといわれていますが、こちらも諸説あるようです。
今でこそ人気のピンクサファイアですが、歴史上に名を残しているのはブルーサファイアが主です。
古代ギリシャやローマでは、ブルーサファイアは持つ者の身を守るお守りとされ、中世では天の力が宿るとも言われて、聖職者がこぞって指輪を愛用していたと言われています。
当時はまだピンクサファイアはルビーの一種として考えられていたため、歴史的にみるとその価値が認められてきたのは最近のこと。
「未熟なルビー」とさえ言われていたピンクサファイアですが、宝石学の発展とともにその価値が認識され、ヨーロッパでは誠実・公正のシンボルとして守護力を求める貴族や聖職者が身に着けていました。
今では1つの立派な宝石として、多くのジュエリーに加工されていますね。
ピンクサファイアはその上品なピンクカラーから、「永遠の愛」という意味を持つとされ、恋愛面での強いパワーがあるとされています。
心を開く効果があるとされ、愛が生まれるような豊かな雰囲気を作ったり、恋愛面だけでなくても、人とのコミュニケーションを円滑にあたたかなものにしてくれるでしょう。
また、サファイアそのものには古来より魔除けの力があるとされており、ピンクサファイアも同様に魔除けのお守りにもおすすめですね。
サファイアは9月の誕生石にもなっているため、9月生まれの方のプレゼントとしても人気があります。
ピンクサファイアには、そのパワーを連想させるような「誠実」「豊かな愛情」「恋愛力」「親近感」「愛嬌」といった石言葉が込められています。
石言葉からもわかるように、まさに恋愛運を高めたいという人のお守りにぴったり。
身に着けた人の魅力を高め、愛される女性へと導いてくれそうですね。
ピンクサファイアの価値には、そのカラーが大きく関わります。
淡いピンクから赤色に近いものまで様々ですが、どのカラーでも色が濃く、透明度の高いものが評価が高いとされていますね。
また、その他にも価値を図る基準とされているのが、宝石のカットです。
カットによって異なる輝きを見せるため、ジュエリーの種類やお好みによって次のような様々なカットや形状が見られます。
正面から見ると開いた花の形に似ており、百合の花のような華やかさと上品さを持つのがリリーカット。
フラワーモチーフのリリーカットは、普段使いからパーティなどでの装いまで幅広く華やかに彩ってくれます。
両端が尖った丸みのあるデザインが特徴のマーキースカットは、個性的な印象にしたいときにおすすめ。
他のカットに比べてカット面が少ないため、鮮やかなピンクカラーをより引き立てます。
個性のあるスタイリッシュなカットで、ドレススタイルのアクセントにも素敵ですね。
正方形のシャープなラインが気品のある美しさを醸し出してくれるプリンセスカット。
ピンクサファイアの女性らしい可憐なカラーと組み合わせることで、上品で凛としたジュエリーに仕上がります。
シンプルなカットのため、デザインによってはオフィスコーデにもさりげなく組み合わせられるでしょう。
ピンクサファイアをどの貴金属と組み合わせるかによって、その印象も変わってきます。
華やかなゴールドもいいですが、プラチナはピンクサファイアとも好相性です。
主張しすぎないのに存在感があるプラチナは、その高貴な白色でピンクサファイア本来の色を引き立ててくれます。洗練された印象を与えてくれるから、デイリーからビジネス、特別な日のおでかけシーンまで、幅広く愛用できます。
また、硬度が高く扱いやすいピンクサファイアは、変色や変質がないプラチナと合わせることで一生大切にできるジュエリーに。
最近では恋愛や結婚に良い意味合いを持つことやそのかわいらしいカラーから婚約指輪や結婚指輪のメインストーンに選ぶ方も多いため、安心して身に着けられるのはうれしいですね。
ダイヤモンドの次に硬度が高いピンクサファイアは、比較的お手入れがしやすい宝石です。
しかし、身に着けたままにしておくと石座に皮脂や石鹸カスなどが溜まり、くすみの原因になるため、ジュエリーを身に付けた後は、やわらかい布で拭いてからしまいましょう。
くすみが気になってきたら、人肌程度のお湯に少量の中性洗剤を溶き、やわらかいブラシなどで汚れを取り除きます。
その後は水で洗剤をしっかり流し、やわらかい布で拭いた後、自然乾燥させてください。
硬度が高いため超音波洗浄なども利用できますが、汚れがなかなか取れない、傷つけてしまったりといった不安があるという方は、プロにクリーニングを依頼するのもおすすめです。
可愛らしさと上品さを兼ね備えたその美しいカラーから、ジュエリーとしても人気の高まっているピンクサファイア。
石言葉にもあるように、恋愛運を高めたいという人はお守りジュエリーとして取り入れてみるのも良いかもしれません。
常に身に着けていたいお守りや結婚指輪としてピンクサファイアを選ぶなら、やはり組み合わせる貴金属には安定した性質を持つプラチナがおすすめです。
ぜひピンクサファイアをあしらったプラチナ・ジュエリーで、愛情豊かな日々を彩ってみてください。
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