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2024.6.6
誕生日や記念日など、大切な方への贈り物として選ばれることの多いジュエリー。
一口にジュエリーを贈ると言っても、ネックレスやブレスレット、リングなど身に着ける場所によって様々な種類があるジュエリーには、それぞれ異なる意味も存在します。
今回はそんなジュエリーの中から、ブレスレットをプレゼントする場合の意味について、その歴史などとともにご紹介いたします。
ブレスレットとは、手首や腕に着ける装飾品です。
語源は、古フランス語で腕を意味する「bras」、腕を飾ることを意味する「blacel」、さらに小さいものであることを意味する「et」を組み合わせたもので、つまり「腕を飾る小さいもの」というところから来ています。
願いの込められたミサンガなども、広義ではブレスレットの一種とされますね。
その歴史は古く、紀元前3000年ごろの古代エジプトですでに存在していたとされています。
古代エジプトや古代ローマにおいて、ラピスラズリや水晶などの宝石を利用して宗教的な意味合いで使用されており、日本でも貝殻などでつくられたものが、縄文時代の貝塚から出土しています。
その後、1890年代のイギリスでは、女王などが身に着けていたことにより複雑な造りの装飾品としてのブレスレットが流行し、一般に普及したのは1940〜1950年代のアメリカでの流行などがはじめだとされています。
古来より宗教的な意味合いで使われていたブレスレットですが、アクセサリーとして一般的となっている現代では、プレゼントにもおすすめです。
その大きな理由としては、サイズ分けがなくサイズ選びに悩まないということがあります。
リングなどのサイズが分からない場合や、ネックレスの長さに迷っているという場合でもサプライズで渡すことができるジュエリーであるため、まだ日の浅いカップル間でのプレゼントにも良いですね。
また、リングやネックレスに比べて、数を多く持っているという人が少ないジュエリーでもあるため、これまで様々なものを贈ってきてレパートリーに悩んでいるという方にも贈りやすいプレゼントなのではないでしょうか。
プレゼントにブレスレットを選ぶ際には、次のようなポイントを意識しましょう。
ブレスレットには、シンプルなデザインから様々なモチーフをあしらった華やかなものまで、色々なものがありますので、普段身に着けているジュエリーやファッションをしっかりとチェックしておきましょう。
相手の好みはもちろん重要ですが、シーンを選ばず身に着けやすいように、年齢や性別に合わせたものを選ぶことも心がけておくことが大切です。
また、肌に触れるジュエリーでは材質などによってはアレルギーが出てしまう場合もあります。そういった点もしっかりと考慮し、事前に確認しておくようにしましょう。
相手との関係性によっては、ブレスレットに限らず高価なジュエリーなどは負担となってしまう場合もあります。
反対に、関係の深い相手にチープなものを送ってしまうと「自分への気持ちが少ないのではないか」と考えられてしまうこともあります。
もちろん価格が気持ちに比例するわけではありませんが、贈る場合には価格やモチーフなど、自分が込めたい願いはもちろん相手との関係性も意識して選ぶようにしましょう。
ブレスレットは、前述したように宗教的な意味合いで使用されており、古くは他の装飾品とともに魔除けなどの呪術目的で身につけられていました。
そういった背景や、手錠を連想させる手首に着けるアイテムであることから、ブレスレットをプレゼントすることには「束縛」などの強い愛情を意味するとも言われています。
その太さが太いほど強い感情を表している、と考えられることもあるようですね。
しかし、現代ではそれほど意味は意識されず、恋人同士など関係の深い相手であれば贈った相手がネガティブなイメージを抱くことも少ないと考えられます。
「束縛」というと強いイメージがありますが、「ずっとそばにいてほしい」「自分をいつも近くに感じていてほしい」といった愛情深い想いはきっと相手にも届くでしょう。
また、古くから「魔除け」とされていた装飾品には、相手の幸福や無事を願う意味もあるため、大切な相手へのプレゼントにもぴったりです。
恋人同士でのプレゼントには、ペアのブレスレットを選ぶのも良いですね。
プレゼントとして豊かな愛情を伝えることができるブレスレットですが、実は身に着ける腕によっても意味や効果が異なるとされています。
それぞれ次のような異なる効果がありますので、プレゼントの際にはこうしたメッセージも添えると良いかもしれません。
右腕に身に着ける場合には、「エネルギーを放出する力」があるとされ、その人の持つ潜在能力を引き出し、幸運をもたらすエネルギーを与えてくれると言われています。
また、右腕は左脳がつかさどる計算力・思考力に関連しているため、仕事運や金運をアップさせたいという場合には右腕につけるのがおすすめです。
プレゼントしたい相手が目標に向かって何かを頑張っている、新しいことへの挑戦をしようとしているといった場合には、ぜひ贈る際に右腕に身につけてほしいことを伝えましょう。
左腕に着ける場合には、「エネルギーを受け止める・引き寄せる」といった意味があるとされています。
良い縁や良い人間関係を引き寄せられるとされているため、新たな出会いを求める方は左腕につけるのがおすすめです。
プレゼントとしても、さらに仲を深めたい恋人同士はもちろん、エネルギーを受け止めることによって気力を養い健康運にも効果があるとされているため、相手の健康への願いなどを込めている場合には左腕に着けてほしいことを伝えられると良いですね。
ブレスレットには、材質やデザイン、使われている宝石などそれぞれ様々な違いがあるため、選ぶのに悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか。
宝石によっても誕生石や石言葉などの意味があるため、願いを込めた石を選ぶのも良いですね。
宝石と組み合わせる材質において、特におすすめなのがプラチナです。プラチナの白い輝きは、宝石の美しいカラーを最大限に引き立てます。
また、プレゼントしたジュエリーはできるだけ長く身に着けてほしいという想いもあるでしょう。プラチナは化学的にも安定した貴金属であるため、日常生活において変色・変質する心配がなく、トレンドやシーンも選ばないため、いつも、いつまでも安心して身に着けていられます。
愛情を示すプレゼントとしても、仕事や目標に向かって頑張る方へのプレゼントとしてもおすすめなブレスレット。
今回ご紹介したように、ブレスレットには着ける腕によっても意味があります。贈り物の際はもちろん、自分で身に着ける際にも意識してみてはいかがでしょうか。
長く身に着けてほしいプレゼントには、変容しにくいプラチナのブレスレットがおすすめです。
流行に左右されず自分らしく毎日を彩るジュエリーとして、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
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