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2024.6.6
大切な方への贈り物として、ジュエリーを選ぶ方は多くいらっしゃることと思います。
ネックレスやブレスレット、リングなど、ジュエリーは身に着ける場所などによっても様々な種類がありますが、実はそれぞれに意味があるというのはご存じでしょうか。
今回はそんなジュエリーの中から、首元を彩るネックレスをピックアップして、プレゼントする意味やおすすめのモチーフなどをご紹介いたします。
ネックレスとは、英語で「Neck(首)」「Lace(紐)」と表記されるように、首に着ける紐状の飾りの総称です。ビーズが連なって輪となっているものからチェーンや紐にペンダントトップが下げられたペンダント、首にフィットするチョーカーなども、広義ではネックレスの一種とされます。
その歴史はジュエリーの中でも最古と言われるほど古く、古代エジプトでは紀元前5500年ごろから自然石に穴をあけ紐を通した装飾品があったことが分かっています。
その後、古代ギリシャなどで女性の装飾品として用いられるようになり、中世ヨーロッパ時代には貴族や王族などが身に着け、高貴な身分を象徴するジュエリーとなっていきました。
ネックレスは王族などへの贈り物として選ばれていたことや、身に着ける人の無事や幸福を願う魔除けのお守りとして古くから伝わってきた背景から、現代でもネックレスは大切な方への幸福を願うプレゼントとしておすすめです。
選ぶデザインによってはファッションや場面を選ばず身に着けやすいジュエリーでもあるので、お守りとしてはぴったりですね。
また、サイズを図る必要がなく、サプライズに贈りやすいのもうれしいポイントです。
ネックレスをプレゼントに選ぶ場合には、次のようなポイントに注意しましょう。
ネックレスではリングのようにサイズを測る必要はありませんが、その長さによって着けた時の印象などが異なります。
基本的には、短いものはよりすっきりと首元がきれいに見え、長くなると上品な印象を与えます。
胸元を飾るような特に長さのあるものは個性的な印象を与えることもあるため、長さ選びには注意しましょう。
ネックレスの長さのタイプについてはコチラ>
どんなジュエリーを贈る場合でも大切なことですが、贈る相手の好みに合った、気に入って長く身に着けてくれるようなデザインを選ぶことができると良いですね。
相手のファッションや好み、また人によっては材質にアレルギーなどがある場合もありますので、そういった点も考慮できるとより良いでしょう。
ご紹介したように、ネックレスには古来から、贈る相手の無事や幸福を願うというお守りのような意味が込められています。
現代でも変わらず大切な方の幸福を願う愛情の贈り物であるネックレスですが、身に着ける部位や輪になっているその形状から、異性への贈り物などではさらに強い意味を持つこともあります。
男性から女性へ、カップルや夫婦の間でのネックレスのプレゼントは、より強い愛情を意味します。
「ずっと一緒にいたい」という想いや、「離したくない」「あなたは自分だけのものだ」といったような束縛や独占の気持ちが込められていることもあるでしょう。
女性から男性へのネックレスのプレゼントでも、大切な間柄であれば「ずっと一緒にいたい」「自分だけを見ていてほしい」といった独占欲や強い愛情を意味することもあります。
言葉では伝えにくいという方は、ペアのネックレスなどに思いを込めるのも良いかもしれませんね。
一口にネックレスといっても飾られる宝石に込められた意味はもちろん、ペンダントトップなどに用いられたモチーフによっても異なる意味を込めることができます。
ジュエリーでよく使われる代表的なモチーフごとに、込められた意味についてご紹介します。
心臓を表すハートは、愛情の象徴としての意味を持ちます。恋人や夫婦間でのプレゼントでも定番のモチーフですね。
「幸せな結婚」の意味も持つため、結婚記念日の贈り物にもぴったりです。
ハートモチーフを詳しく見る
スター(星)には、「財産」や「健康」といった意味があります。金運アップを願って身に着けるのも良いですね。
夜空に星が輝く様子から「希望へと導いてくれる」とも言われており、友人などへの成功や健康を願うプレゼントなどにもおすすめです。
星モチーフを詳しく見る
ティアドロップ(しずく型)は、生命力や成長を象徴するモチーフです。
また、ジュエリーにおけるティアドロップは「涙の意味が悲しみから喜びに変わるように」という願いも込められています。
しずくモチーフを詳しく見る
クローバーは、日本では三つ葉のそれぞれが「愛情」「希望」「信仰」の象徴とされてきました。
四つ葉のクローバーの残り1枚の葉も「幸福」の象徴とされており、ヨーロッパに伝わる「四つ葉のクローバーを見つけると幸運が訪れる」という言い伝えも相まって、幸福や幸運を意味するモチーフとされています。
クローバーモチーフを詳しく見る
「愛情」「美」「幸福」のモチーフとされるフラワーには、例えば大きな花は「華やか」、小さな花は「愛情運」を意味するなど、花の大きさや花びらの数などによっても異なる意味があります。
4枚の花びらには良い縁を引き寄せる効果があると言われており、出会いを求めている方は自分への贈り物にも良いですね。
キリスト教の象徴的なモチーフとして「復活」や「永遠」を表すこともあるクロスですが、その形は「火・水・風・地」の四元素を表しており、交差したラインは「天と地の交わり」を表しているとされています。
そのため、魔除けや神秘の力を象徴するモチーフとして、古くから災いから身を守るお守りとして愛されています。
クロスモチーフを詳しく見る
ホースシュー(馬蹄)は、ヨーロッパではなじみ深いモチーフのひとつです。
魔除けや幸運の象徴として古くから用いられており、上向きのものには「幸運を逃がさない」「幸運を受け止める」という意味が、下向きのものには「幸運が降りそそぐ」という意味が込められています。
馬蹄モチーフを詳しく見る
羽根には、鳥などが大きく翼を広げ飛び立つ様子から「飛躍」「上昇」など、仕事運アップに効果的な意味が多くあります。
「幸せを運んでくる」といった意味もあるため、新たな挑戦に向かう友人や目標に向かって努力している人への贈り物にぴったりのモチーフとなっています。
羽モチーフを詳しく見る
大切な方への贈り物のネックレスには、プラチナを使ったジュエリーはいかがでしょうか。
プラチナの控えめで純粋な白は、流行にも左右されず不変的な輝きで宝石の色を最大限に引き立てます。
また、プラチナは化学的に安定しており、汗や温泉の成分、漂白剤など、日常生活を送る中で変質や変色を心配せず、安心して身に着けられます。
お守りとして長く身に着けてほしいネックレスにはとてもおすすめですね。
幸福や無事を願うお守りとして、愛情を込めた贈り物におすすめのネックレス。
今回はそんなネックレスを贈る意味について、人気のモチーフも合わせてご紹介しました。
様々なモチーフには、それぞれ異なる意味や願いがあります。ぜひ贈りたい相手への想いを込めて、ぴったりのモチーフを選んでみてはいかがでしょうか。
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