プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関による情報サイト
2019.3.7
2023.9.15
一生身につける身に着けるブライダルリングは、どんなものにするか悩みますよね。デザインや金属の素材はもちろん、ポイントとなる宝石をどうするかも重要なところです。サファイアやルビー、エメラルドなどさまざまなものがありますが、中でもブライダルリングにはダイヤモンドが使われることが多いです。
ではなぜ、ブライダルリングにダイヤモンドが使われるのでしょうか?
ブライダルリングにダイヤモンドが使われる理由は、ダイヤモンドならではの特徴や込められた意味にあります。
ダイヤモンドは天然の物質の中では有数の硬度を誇ります。宝石の中で最もキズが付きにくく、長きにわたって美しい状態で身に着けることが可能なので、まさにブライダルリングにはぴったりです。
硬さもさることながら、ダイヤモンドは薬品や光線からの影響を受けにくいので、日常的に身に着けるブライダルリングにも安心です。
花たちに花言葉があるように、宝石にも宝石言葉(または石言葉)があります。ダイヤモンドには「純愛、永遠の絆、純潔」などの宝石言葉があることからブライダルリングに使用する宝石としてふさわしいとされています。
ブライダルリングは一生ものですから、使用されるダイヤモンドにもこだわって選びたいですよね。ダイヤモンドの価値を表し評価する指標に「4C」があります。4Cとはそれぞれカラット、カット、カラー、クラリティの頭文字を取っています。
4Cのなかでもカラットについては聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
「カラット」は重量を表す単位で、1カラットは0.20グラムです。
「カット」は全体のバランスや対称性、研磨の完成度などによって評価されます。ダイヤモンドは、職人がカットし、磨き上げることでキラキラと光を反射するようになります。カットは、ダイヤモンドの放つ光の量に影響するため、その輝きを左右します。
ダイヤモンドが持つ天然の「カラー」。カラーグレードでは、無色透明に近いほど価値が高いとされています。
「クラリティ」は透明度を表します。内部に見られる天然由来の内包物あるいは微小傷がないものが望ましいとされています。
ダイヤモンドの「シェイプ」とは、ダイヤモンドを上から眺めたときの形を指し、ラウンド、オーバル、プリンセス、エメラルド、クッション、ハート、マーキース、ペア、バゲットなどの種類があります。
無色のダイヤモンドを選んだ際は、ダイヤモンドをセットする貴金属も慎重に選びましょう。例えば、イエローゴールドの台座の場合、ダイヤモンドを通して色が透けるため、せっかくのダイヤモンドの白さを損ねてしまうことがあります。
その点プラチナは、ごく小さな爪でも宝石を確実に留めることができ、変色することのない白色が宝石の色を引き立てます。またプラチナは紙よりも薄く意図よりも細く伸ばすことができ、折れにくいという特性も兼ね備えているので、繊細なデザイン表現に欠かせない貴金属です。
ダイヤモンドには、4つの評価指標(4C)やシェイプやセッティングなどを含めると様々な選択肢があります。それぞれの知識や情報を得たうえで、お二人に相応しい理想の指輪を探してみてください。
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