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2023.2.24
2025.1.16
結婚の証として、一生を共にする結婚指輪。日常でも長く身に着ける結婚指輪は満足のいくものを選びたいところですが、デザインも素材もバリエーションが豊富なため、どれを選べば良いのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
中には、「結婚指輪選びで後悔した……。」という方も少なくありません。
そこで今回は、結婚指輪で後悔しないための指輪選びのポイントを、実際に後悔しやすいポイントとともにご紹介します。
まずは、結婚指輪選びでどうして後悔してしまうのか、後悔しやすいポイントを知っておきましょう。
結婚指輪の後悔で一番多いと言っても良いのが、デザイン面です。
デザインは購入の前にもじっくりと考えるポイントだと思いますが、例えば
「使いやすいシンプルなものを選んだけれど、物足りない……」
「好きなデザインを選んだら華やかすぎて普段のファッションに合わない」
など、日常的に身に着ける結婚指輪だからこその後悔があるようです。
デザインによっては洋服に引っかかってしまうなど、物理的な不便を感じることもあり得るでしょう。
また、指輪の内側の刻印や宝石なども、慌てて決めてしまうともっとこだわればよかった、と後悔につながりがちです。
購入時のオーダーで慌てることのないよう、購入前にサービスの内容などをしっかりと調べておくと良いですね。
次に、サイズ感の失敗について、購入の際には試着も行うことが多いですが、指の太さはむくみなどによっても変化します。
きついのが苦手だったり、むくみやすいという場合には少し大きめのサイズを選ぶこともありますが、大きいとむくみの少ないときなどに指輪が抜け、失くしてしまう危険性があります。
だからといって失くさないようワンサイズ下げたなど、小さすぎる場合にはむくみなどできつくなってしまい、後悔することもあるでしょう。
指輪のデザインによってはサイズ直しができない場合もあるため、サイズ選びは非常に重要ですね。
購入時にはプロに相談し、サイズ直しについても事前に確認しておきましょう。
ほぼ毎日身に着ける人も多い結婚指輪は、それだけ傷がついてしまうことも多いものです。
傷を完全に避けるのは難しいですが、大切なものですから細かな傷が気になり、傷が目立ちにくいデザインを選べばよかった……と後悔している人も中にはいるでしょう。
また、素材によってはお手入れがしにくいものや、扱いに注意が必要なものもあります。
素材を選ぶ際には、そういったところまでしっかり確認しておかないと後悔の原因になってしまうこともあるかもしれません。
それでは、ご紹介したような後悔をしないためには、どうやって結婚指輪を選ぶと良いのでしょうか。
後悔しない結婚指輪選びのポイントを解説します。
できるだけ傷が気にならないようにするためには、素材が重要です。
金属アレルギーなども考慮しつつ、耐久性の良い素材を選びましょう。
もちろん別の金属でメッキ加工をかけているものなどはメッキがはがれてしまうこともありますが、一般的には、素材は純度が高ければ高いほど柔らかいと言われます。
アレルギーの面では純度の高いものが安心ですが、例えばプラチナでは日常的に身に着ける結婚指輪なら耐久性の高いPt900以上がおすすめですね。
Pt999ほどではなくとも純度自体は十分高いため、安心して使用できます。
また、傷が気になる場合には、傷がついても目立ちにくいマット加工を施したものを選ぶなどの手もあります。
次は、デザイン選びのポイントです。
デザイン選びでは、日常的に身に着けやすいものであることと、お気に入りのデザインのバランスが重要です。
長く使えるからと好みをあきらめてシンプルなものを選ぶのも後悔しないための方法のひとつではありますが、せっかくの結婚指輪、身に着けていて気分が上がるような特別なものを選びたいですよね。
使いやすさだけを考えるのではなく、一度気になるデザインは試着してみるのがおすすめです。着けてみると意外に馴染むこともあるでしょう。
また、年齢を重ね、手の存在感が出てくると、よりシンプルなものでは物足りないと感じるようになりがちです。
長くつけることも考え、将来の自分も想像しながらデザインを選択しましょう。
結婚指輪は着けっぱなしにするという人も多く、身に着ける時間が長い分、デザイン面はもちろん着け心地としても手に馴染むものを選ぶのが良いでしょう。
例えば、仕事でパソコン作業をするため、キーボードを打つ際に邪魔になりにくいリング幅のものがいいなど、ライフスタイルを基準にするのもひとつの方法です。
また、関節が太めの方は根元で指輪が回りやすいため正面が決まっていないデザインがおすすめ、水かきが深い方は指輪が斜めになりやすいためウエーブデザインがおすすめといったように、手の形や大きさによってもそれぞれ似合うデザインが異なることもあります。
サイズ感に関しても実際に着けてみることが重要になるため、しっかりと試着をして自分の手に馴染む、しっくりくるものを見つけられると良いですね。
指輪のデザインを作る要素はいくつかありますが、手元の印象を大きく左右するのがその形です。
その形には、主に次の4つがあります。
まっすぐなラインのアームが特徴で、性別や年齢を問わずどんなシーンでも身に着けやすいオーソドックスなデザインです。
婚約指輪などとの重ね付けもしやすい形ですね。
アームが曲線を描くウェーブタイプの中でも、ひねるようなS字で薬指に沿った自然なラインが美しいS字。柔らかな雰囲気で、指をすっきりと見せてくれます。
ウェーブの一種で、中央がへこんだV字を描くV字ウェーブ。
こちらもシャープな印象になり、指が長く見えるとして人気を集めています。
上でご紹介した形とはまた異なるデザインですが、リングの周りにダイヤモンドがぐるっと留められたエタニティも、近年結婚指輪や婚約指輪として人気が高いデザインです。
華やかさを重視する方には特におすすめですね。
豊富な素材から選べる結婚指輪でも8割以上のカップルに選ばれているプラチナの結婚指輪。
結婚指輪の定番素材とされているのには、後々の後悔に繋がりにくい、以下のような理由が挙げられます。
プラチナの色は生まれながらの純粋な白色。まじりけのない本物の白だからこそ、輝きにしっとりとした深みがあり、控えめでどんなコーディネートにも馴染みます。
プラチナは粘り強い性質をもった素材です。爪のような細かなパーツも折れたりせず、宝石をしっかりと留めることができます。
そのため加工の幅も広く、豊富なデザインからこだわりに合わせて選ぶことができるのも魅力です。
プラチナの結婚指輪はプラチナの純度が高いPt900(プラチナ90%)やPt950(プラチナ95%)がほとんど。
プラチナの純度が高いほど、アレルギーを起こしやすい他の金属が混ざることも少ないため、アレルギーの心配も少なく安心です。
プラチナは化学的に安定した貴金属であることから、日常使いする上で変質や変色といった心配がありません。シンプルなお手入れのみで、白い輝きをいつまでも堪能することができます。
永遠に変わらない輝きは、まるでふたりの永遠の愛を象徴しているかのよう。同じく永遠の愛を象徴するダイヤモンドとの相性の良さも、結婚指輪に最適な素材とされている理由です。
プラチナの結婚指輪をより長く美しい状態に保つには、日ごろのお手入れが重要です。
プラチナ・リングのお手入れは、とても簡単。
まず、普段のケアとしては、柔らかな布で優しく拭くだけでOKです。
汚れが気になる場合には、ぬるま湯に中性洗剤を少し溶かしたところに、リングを浸して綿棒や柔らかい筆などで磨きましょう。
洗剤はよくすすいで、柔らかい布でしっかり水気をとって乾かせばお手入れは完了です。
一生モノのジュエリーとなる結婚指輪は、できる限り後悔しないようお気に入りのひとつを選びたいものですよね。
年齢を重ねるにつれライフスタイルやファッションも変わっていくため、長く愛用できる指輪を見つけるためには、事前にご紹介したようなポイントを知っておき、対策しておくことが重要です。
美しい白色と安定した性質を持つプラチナ・リングで、ぜひ一生もののお気に入りを見つけてみてくださいね。
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